板垣養蜂園／山形のはちみつ[さくらんぼ]2本入(300g×2本)

山形の花の蜜をミツバチが集めた貴重な天然はちみつ

山形県南部、自然豊かな置賜地方で作られる板垣養蜂園のはちみつは、花の蜜をミツバチが集めたものを採蜜した正真正銘の純粋はちみつです。

精製はせずに粗い網ごしにとどめ、また採蜜後の加熱についても、瓶詰するための最低限の加熱としているため、はちみつ本来の風味を味わっていただけます。

※精製していないため、ミツバチの巣由来のミツロウ成分や花粉などが見られる場合がありますが、そのままお召し上がりいただけます。

貴重なさくらんぼのはちみつ

さくらんぼの花は、例年4月末から5月初めにかけて開花します。さくらんぼの花から採れる蜜は量も少なくとても希少価値の高いはちみつで、さくらんぼ出荷量日本一を誇る山形ならではのはちみつといえます。

強い甘みの中にほんのりと酸味も感じられる味わいです。紅茶や焼菓子との相性が良く、お菓子作りの際にお砂糖の一部をはちみつに置き換えることで、香り良く焼き上がります。

純粋はちみつの特色

純粋はちみつのカロリーは、100gあたりおよそ294kcal。上白糖の384kcalと比べると、約25％もカロリー控えめです。それとは逆に、カロリーは控えめながら甘味は砂糖の1.3倍程度のため、とても優秀な甘味料ともいえるのではないでしょうか。

また、純粋はちみつはビタミンB群やミネラルも豊富で、はちみつでしか摂ることのできない栄養素も多数。なんと約150種類もの栄養素が含まれています。

・純粋はちみつのため、毎年はちみつの色合いが変わります。
・結晶化する場合がございますが、品質上問題はありません。60前後のお湯で湯煎することで元に戻ります。

旅するミツバチと休耕地を利用したサスティナブルな取り組み

板垣養蜂園のミツバチたちは、1年の間に様々な場所を旅しています。花が咲く季節には山形の果樹園などで花の蜜を集めたのち、山形の冬の寒さが本格化する1月から4月中旬頃にかけて、越冬のために埼玉県の農家の元へと巣箱ごと引越し（※）をします。農家の休耕地となっている土地をお借りすることで土地の有効活用になり、ミツバチも無事に越冬できることから、お互いにとってのメリットがあります。（※引越し先でも年間を通し約10日周期で巣箱の内部点検を実施し管理しています。）

また、ミツバチの巣箱は何十年も使えることや、巣箱から約2km圏内の山の植物たちの受粉も担うことから、養蜂を通して持続可能な山の自然循環に一役買っているとも言えるのです。

山形の果樹栽培にも貢献する板垣養蜂園

板垣養蜂園の板垣さんが養蜂に興味を持ったのは、知り合いのおじいちゃんから頼まれてバイト感覚で養蜂のお手伝いをしたのが始まりでした。蜂蜜についてイチから教わる中で、ミツバチが一生で集めることのできる蜜はわずかティースプーン1杯であること等を知り「蜂ってすごいな。」と素直に感動したのだそうです。その後、アルバイトのお給料の代わりに蜂の巣箱ごと譲り受け、それを自分で少しずつ増やしていきました。そしてこの時のおじいちゃんがそのまま養蜂の師匠となり、今に至ります。

板垣養蜂園では、ミツバチがストレスなく過ごせるよう生育環境を整え、生産量にはこだわらず、ミツバチの健康を考えながら養蜂をおこなっています。また、近年ミツバチ不足がささやかれる中、果樹農家畑に巣箱ごと貸し出すことで受粉を助けるなど、養蜂を通して果樹栽培にも貢献しています。

取材スタッフより

アカシアの花が満開を迎えた5月、板垣養蜂園に取材に伺いました。近くにはミツバチがたくさん！ 専用の帽子をかぶらさせて頂き、ミツバチの近くまでいって、蜂箱を触らせてもらったりして、はちみつが出来るところまでを教えて頂きました。こんな経験滅多に出来ないです。元気よく飛ぶミツバチにびっくりしましたが、とても貴重な経験です！

板垣養蜂園の板垣さんは、ミツバチ達を自分の子供のように可愛がっていて、この人が作るはちみつならきっと間違いなく美味しいだろうと確信する現場でした。

板垣養蜂園さんのはちみつは、色々な種類があります。百花蜜の他にも栗や山形らしいさくらんぼ等。どれもそれぞれの個性があって、違った美味しさです。

試食しましたが、濃厚な味わいとまろやかさが違います。カマンベールチーズにかけて食べてみましたが、あまりに美味しすぎて、ワインが欲しくなりました。

石川

大自然の中で育ったミツバチが集めた貴重な天然はちみつをお楽しみください。